簡単ファイル共有!レンタルサーバーをファイル置き場として使う方法

公開日:  最終更新日:2016/02/26

レンタルサーバーの、少し変わった活用方法について解説します。キーワードは「ファイル置き場」です。共同作業を効率化するために、ファイルを共有する仕組みを駆使して実現しています。それがWebDAVと呼ばれる技術です。この技術の基本とメリット、そして注意事項を解説します。また、法人向けに定評のあるサービスプランの紹介もしていきます。この素晴らしい技術によって、これまで困難だった安全なファイル共有の仕組みを、簡単に取り入れてみませんか。

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WebDAVとは何か?

まずは、サーバー上のファイル置き場と考えてみてください。通常のサーバーの用途は、インターネット上に公開するWebサイトのデータを保管していたり、メール送受信システム用のプログラムを動かしたりするものです。
Webサーバーやメールサーバーとしてではなく、同じサーバーをご自身のハードディスクのように利用する仕組みが、WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning)です。
どのようなファイルでも、保管・削除・編集などが、普段お使いのパソコンで作業している感覚で操作できます。例えば、社内の簡易的な共有ファイルを、複数の人で同時に作業できるようになります。身近な例ではGoogleドライブのサービスに類似しています。

WebDAVのメリットとは?

大きく分けて、安全なファイル共有と、サーバーの有効利用の2点のメリットをあげられます。

安全なファイル共有

(1)ユーザー認証によるアクセス制限が可能
利用には、あらかじめ登録されたユーザーIDとパスワードが必要です。それ以外のアクセスは許可しません。よって、不正アクセスなどセキュリティ面で安全性が確保されています。
(2) 行き来するデータがSSLにより暗号化可能
WebDAVはブラウザーを利用したサービスのため、暗号化の技術であるSSL(Secure Sockets Layer)の恩恵を受けやすくなっています。このSSLによって、インターネット上を行き交うデータをのぞき見られたり、改ざんされたりする危険性が減少します。

サーバーの有効利用

レンタルサーバーを契約すると、非常に多くのデータスペース(ハードディスク容量)を利用できるようになります。100ギガバイト(GB)もの大容量を、比較的リーズナブルな料金で利用できることも普通になってきました。
しかし実際には、Webサイトの公開用のWebサーバーや、メールの送受信のためのメールサーバーの用途だけでは、ハードディスク容量はそれほど必要ではありません。
そのため、ハードディスク容量はかなり余っているのです。そこで、この空いた場所でWebDAVのサービスを利用するという有効活用ができるのです。

WebDAVを利用するためには?

まずは、ご契約のレンタルサーバー業者に相談されることをおすすめします。業者によってはWebDAVのサービスを提供していない場合があったり、提供している場合でも、利用できるプランが限定されていたりするためです。また、自社で構築や設定をする必要があり、開始が煩雑になることもあるからです。
レンタルサーバー業者のプランについてですが、利用者にとって自由度の高いプランが用意されている傾向があります。例えば「マネージド」というプランなどです。
その他に、WebDAVサービスを法人向けに提供しているプランもあります。

WebDAVを申し込む前に確認しておきたいこと

以下の3点があげられます。

セキュリティなどのリスクの許容と対策

セキュリティに完全はありません。比較的安全性の高いWebDAV利用の際にも、万一の対策は想定していた方が安心です。

  1. データの漏えい(社外からの原因)
  2. データの紛失と誤操作(社内の原因)
  3. データの自動的なバックアップ

共同作業のためのルール

目的と利用者、そして業務範囲を明確にする必要があります。物理的に離れている社員間での共同作業を効率化することが目的です。また、不正なアクセスを防止するため利用者を限定してください。そして、利用者が変更になる場合には、必ずユーザー登録の更新を行いましょう。利用する業務範囲を決めるのは、社員間の意思疎通をはかるためでもあります。

転送量の上限

WebDAVのサービスを頻繁に利用することで、サーバーを行き交うデータも急増します。サーバーというハードウェアの保護のために、このデータ量(転送量)の上限を定めているレンタルサーバー業者もあります。超過した場合には、別途費用が発生する場合もあります。WebDAVのサービスの使用頻度が増してきた場合には、レンタルサーバー業者と相談し、使用頻度を予測のうえ、ワンランク上のサービスに変更するなど、転送量の上限をアップさせる対策をとる必要があります。

法人向けWebDAVのおすすめプラン4選

カゴヤ・ジャパン

法人向けレンタルサーバーで定評のあるカゴヤ・ジャパンは、サイト上で、Web共有フォルダー(WebDAV)の利用を公開しています。無料のオプションですが、残念ながら現状では「マネージド専用サーバー」などの上位プランのみの対応となっています。詳細なマニュアルが用意されていて、安心して利用できるのではないでしょうか。

さくらインターネット

業界最大手のさくらインターネット。詳しくは、ファイル共有(WebDAV)のページをご覧ください。こちらも残念ながら、上位プランの「マネージドサーバー」での利用に限定されます。設定マニュアルが充実していて、サーバーの設定だけでなく、クライアントパソコンの安全な利用方法まで網羅されています。

Zenlogic (ファーストサーバー)

最近知名度が上がってきたZenlogicでは、新ブランドZenlogicホスティングを提供しています。全てのプランでWebDAVが利用可能です。比較的手軽に利用を開始できます。Zenlogicサイトの簡易ファイル共有ページにて概要が紹介されています。

drivee for Business (エックスサーバー)

WordPress専用のサービス提供で有名なエックスサーバーでは、WebDAVに特化したプランを始めています。その名称が、drivee for Businessです。専用サーバーと高速回線により、スムーズな共同作業が実現できます。自動バックアップ機能もあり、万一のトラブルにも心強いです。15日間無料のお試しもありますので、トライアルで利便性を実感してみてはいかがでしょうか。

まとめ文章

ここまでいかがでしたでしょうか。ファイル置き場としてレンタルサーバーを使いこなす術について解説してきました。効率的に活用して、ぜひ業務の改善やスピードアップに役立てていただきたいと思います。

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