セキュリティで比較する安くても安心レンタルサーバー(カゴヤ vs さくら vs WADAX)

公開日:  最終更新日:2016/09/14

ビジネスで利用するレンタルサーバー選びのポイントは、低料金で、セキュリティ対策の充実度にあります。今回はリーズナブルな料金設定で、セキュリティが安心と評判の3社を取り上げて、比較検討したいと思います。

パスワードの保護イメージ

セキュリティとは

セキュリティとは、サーバーへの不正なアクセスを防御することにより、重要なデータを継続して守ることを言います。この安全性そして継続性が、ビジネスでレンタルサーバーを利用する際に特に重要です。

セキュリティの分野は、たいへんに奥が深く同時に幅広いのが現実です。そこで今回は、レンタルサーバー業者がWebサイト上で公開している、ネットワークやプログラムに関連した内容に絞って取り上げます。

またセキュリティを取り巻く環境は変動しているため、レンタルサーバー業者は完璧な対策をとることは現実的に困難です。それでも利用する側からすると、業者が日々対策を続けているかどうかを見極める必要があると考えられます。

では、具体的にカゴヤ・ジャパン、さくらインターネットそしてWADAX(GMOクラウド)の3社が実施しているセキュリティ対策を見ていきましょう。

カゴヤ・ジャパン

1ヶ月の利用料金(税込)

1,080円(共用サーバーS11)~3,240円(共用サーバーS31)

主なセキュリティ対策のポイント

(1) WAF (Web Application Firewall) 標準搭載
WAFは、従来のファイヤーウォールで防御できなかったレベルの対策を行うことができます。従来のファイヤーウォールでは、主にIPアドレスやポート番号を基準に防御してきましたが、最近多く使用されているWebアプリケーションでは通用しなくなってきました。そこで登場したのがWAFです。実装しているレンタルサーバー業者が増えてきました。
(2)IPS (不正侵入予防システム) 標準搭載
不正侵入があり、事前に登録されている攻撃パターンと一致している場合には、その攻撃をブロックすることができます。非常に高機能なこのシステムが、共用サーバーに標準で搭載されていることは画期的です。
(3) SSLが無料(S31の場合)
SSL(Secure Sockets Layer) とは、インターネット上を流れるデータを暗号化する技術です。申し込みフォームなどで入力した個人情報や機密情報を、盗聴や改ざんから守る役割があります。通常では、SSLの料金は年間数千円から10万円程度かかりますが、カゴヤ・ジャパンの特定のプランを申し込みの場合には、無料となります。(注:設定は有料)

WADAX

1ヶ月の利用料金(税込)

1,296円(Type B)~4,536円(Type P)

主なセキュリティ対策のポイント

(1)  WAF (Web Application Firewall)有料オプション
内容はカゴヤ・ジャパンでの説明と同様です。WADAXの場合は、月432円の有料オプションの申し込みで利用できます。
(2) IPS (不正侵入予防システム) 標準搭載
内容はカゴヤ・ジャパンでの説明と同様です。WADAX の場合には、SECOMグループ(セコムトラストシステムズ)のサービスを使っているので、安心感があります。さらに定期的なセキュリティ診断を、セコムトラストシステムズで受けており、IPSとあわせて不正侵入の防止が可能です。
(3) 大規模DoS/DDoS攻撃防御 標準搭載
一度に大量のアクセスを仕向ける攻撃を受けると、公開サーバーは機能を停止してしまいます。そのために、これらの攻撃を防御する仕組みが、不可欠になってきます。WADAXでは、このシステムが標準搭載で無料にて利用できます。著名なサイトを運営しているWebサイト担当の方は、狙われてサーバーダウンする前に、対策を検討されてみてはいかがでしょうか。

さくらインターネット

1ヶ月の利用料金(税込)

515円(スタンダード)~4,628円(ビジネスプロ)

主なセキュリティ対策のポイント

(1)WAF (Web Application Firewall)
内容はカゴヤ・ジャパンでの説明と同様です。さくらインターネットでは、簡単な操作ですぐに利用可能となります。
(2) Web改ざん検知サービス 有料オプション
ニュースでもよく話題になっている、Webサイトの改ざんを検知するサービスをさくらインターネットでは提供しています。高い検知精度で即座に警報が出てくるので、対処がしやすくなっています。Webサイトの内容について公共性が高いなど、継続的に正確さを維持する場合には、導入することをおすすめします。
(3) 国外IPアドレスフィルタ 標準搭載
Webサイトの管理(FTPなど)を、日本国内だけに限定するフィルタを提供しています。この設定により、日本国外からの不正なアクセスを防ぐことが可能になります。インターネットには国境がないため、セキュリティのレベルを上げるうえで、この手段はたいへん有効ではないでしょうか。

レンタルサーバー3社のセキュリティ比較

ポイント(1) WAF (Web Application Firewall)

3社ともメニューにはありますが、WADAXのみ有料オプション(年間約5千円)です。

ポイント(2) IPS (不正侵入予防システム)

さくらインターネットには搭載されていません。不正侵入に敏感なビジネスユーザーは、この点を考慮してください。

ポイント(3) SSL(データの暗号化)

カゴヤ・ジャパンのみ、プラン(共用サーバーS30)により無料です。SSL種類(名称)はRapid SSLで、通常では年間約9千円の料金です。(注:設定は有料)

ポイント(4) 不正侵入の防止対策

WADAXが提供する、セコムトラストシステムズのサービスは、幅広い対策に対応しています。

ポイント(5) おすすめのレンタルサーバー業者

ここまでのポイント4点により、セキュリティ面では、カゴヤ・ジャパンが最もおすすめの業者となります。次が、不正侵入の防止対策に強いWADAXです。そして、さくらインターネットの順番です。

まとめ文章

ここまでいかがでしたでしょうか。カゴヤ・ジャパン、WADAX そしてさくらインターネット3社が用意する、セキュリティ対策のポイントをまとめました。さらに比較して、おすすめの業者の選定もしました。
3社はともに、ビジネスユーザーには人気のレンタルサーバー業者です。セキュリティ面でも、各社は独自のサービスを提供し、内容を進化させています。
今回の調査では、カゴヤ・ジャパンが一番のおすすめという結論になりましたが、今後はサービス内容の更新により、順位は入れ替わる可能性があります。
より強固なセキュリティ対策のプランを、リーズナブルな料金で各社が提供してくれることを、利用者として願う次第です。

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順位 イメージ サービス名/説明
1位 カゴヤジャパン
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カゴヤ・ジャパン
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2位 エックスサーバー
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エックスサーバー
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3位 さくらインターネット
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さくらインターネット
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