HTTPS化はもう必須?SSLを視野にレンタルサーバーを選ぼう

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SSL (Secure Sockets Layer) とは、単純に言えばデータを暗号化する手法で、一般的な名称です。なお最近はTLS (Transport Layer Security) と呼ばれていますが、SSLと表記されることが多いようです。

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1:SSLの概要と目的

言うまでもなく、通常インターネット上を流れているデータは公開が前提で、誰でも見ることができます。当たり前ですね。だからこそここまで発展し、改良されてきました。これがHTTP (Hypertext Transfer Protocol) です。

そうは言っても、特殊な技術を使えばそのように流れているデータに、ちょっと手を加える(改ざんする)ことも可能です。言い方は悪いですが、どうでもいいデータなら何ら影響はありませんが、重要なデータの場合は大変なことになります。

ここでいう重要データとは、たとえば官公庁や企業の機密情報が含まれるデータや、個人を特定することができるいわゆる個人情報などのデータをさしています。データが改ざんされると何が大変かといえば、やはり情報に信用が持てなくなり、経済的な損失を被ることでしょうか。とても困ります。場合によってはパニックになります。

そこでSSLが登場し、インターネット上で安全にデータの送受信をするための技術が適用されるようになりました。

以前はサービスを提供している業者名のロゴを、サイトのトップページに掲載して信頼性を高めていました。よく旧ベリサイン(現シマンテック)のマークを見かけたものでした。今はこのような習慣はありません。

さらに以前との比較で重要なことは、SSL提供業者が増えて、価格が自由競争になってきたことです。サービスの選択肢がなく、数十万円もかかっていましたからありがたいことです。いまでは、0円で提供している海外の業者もあります。

2:HTTPS化は必須?

Googleは2014年8月に、検索結果にHTTPS化を対象にすると発表しました。詳しくは下記の記事の通りです。

「HTTPS をランキング シグナルに使用します」(Google)
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2014/08/https-as-ranking-signal.html

なお、ここでいうHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)とは、すでに出てきたHTTPにSecureの頭文字の ’S’ がついています。言うまでもなく、安全・安心の意味が込められています。

Googleの主旨は、「ユーザーが Google から安全なサイトにアクセスできるようにすること」であり、その実現のためにHTTPSの話しが出てきました。

以前はHTTPSが必要なのは、機密情報や個人情報を記載する登録ページや問合せページだけでした。それをGoogleは、サイト全体にまで広げることを提唱しています。

ただ単にSSLを導入して、単純にhttpに ’s’ を付ければ、Google検索エンジン対策はOKということではありません。ご参考までに、これらの事実の是非と対応方法について、下記のサイトに詳しくまとめられています。

『HTTPSをSEOで優遇』 SSL化を推奨するアルゴリズム導入をGoogleが公式発表
http://www.seohacks.net/blog/algorithm/https_ssl_seo_donyu/

3:SSL化するにはどうすればいい?

次に、SSL化する方法の説明に移ります。サービス提供業者によって細かいところは異なるため、詳細は別途ご確認ください。

ブランド選択・申込・支払

最初にやることは、導入するSSLを選択することです。実はSSLには目的や組織に応じて種類があります。またサービス提供業者によって、料金はまちまちです。好きなブランドもあるでしょう。

この作業がよくわからず面倒な場合には、契約しているレンタルサーバーやVPSの業者が提供している、オプションメニューより選ぶことをおすすめします。支払手続きを含め各種作業がより省力化できます。また下記で触れるサーバー設定の際に、やりとりが楽になります。間違えると大変なことになるので、確実な方法を選びたいものです。

審査。認証

申込者が、確かに実在する組織であるかなどを確認するためのステップです。データだけ暗号化すればいいというわけではありません。それを扱う組織が大事ということでしょうか。時間がかかる場合があります。

会社で私がWebmasterをやっていたときには、認証のために電話がかかってきました。聞かれた内容は、申込内容について間違いがないかの確認でしたが、とても緊張した記憶があります。

いまはメールで認証できる場合もあり、便利になりました。もちろん決していい加減ではなく、きっちりとした方法がとられています。

Webサーバーの設定

本来最も困難なステップです。Webサーバーにログインして、必要なプログラムの書き込みを行うのですから。レンタルサーバーの場合は、あらかじめ専用のコントロールパネルが用意されていて、そこに書き込んでいけば終了します。

一方VPSの場合は、サーバーにログインしてコマンドで作業をしなければなりません。大変細かく集中してやらないと、おおげさに言えばサーバーが動かなくなることもあります。

これらのリスクを回避する手段として、SSL設置代行オプションを選択する方法があります。費用はそれなりにかかりますが、利用すれば時間の節約にもなりおすすめです。

サブドメインはどうなる?

通常ではSSLの料金は、1ドメイン毎の課金が原則です。すなわち複数ドメインでSSLを利用する場合には、都度料金がかかります。けっこう大変です。

ではサブドメインの場合はどうでしょうか。やはりサブドメイン毎に料金がかかるのでしょうか。

この質問に答える前に、サブドメインについておさらいします。下記の場合は、すべてサブドメインの扱いになります。コンテンツのカテゴリーにより、サイトを複数公開する場合に使われています。

  • abc.co.jp
  • www.abc.co.jp
  • ssl.abc.co.jp
  • sub.abc.co.jp

あるいはドメイン名がabc.co.jpの場合には、その前に付いたwwwやsslやsubがサブドメインともいうことができます。

さて、サブドメインの場合のSSLの料金に戻りますが、基本はサブドメイン毎にも課金されます。やはりたいへんです。

その代わりといっては何ですが、救済措置がとられています。ワイルドカードという名称で、一括割引制度となっています。SSLを1つ購入するより当然高いですが、ワイルドカード・サービスを一度導入すれば、サブドメインはいくつでも増やすことはできます。(細かなルールはあります)

4:レンタルサーバーと一緒に契約すると便利

すでに書いたように、この方法を推奨します。プロにまかせて安心です。とくにおすすめのレンタルサーバー会社とプランをピックアップしました。ご検討の参考にしてみてはいかがでしょうか。

会社名 プラン名 キャンペーン SSL設置代行費用
カゴヤ・ジャパン マネージド専用サーバー RapidSSL 9,180円/年がずっと無料 10,800円/1回
詳細情報:http://www.kagoya.jp/ssl/
NTTコミュニケーションズ Bizメール&ウェブ プレミアム (通常通り) 11,880円/1回
詳細情報:http://www.ntt.com/mw-vps/index.html
さくらインターネット さくらのSSL RapidSSL1年分無料 21,600円/1回
詳細情報:
http://ssl.sakura.ad.jp/?_ga=1.228365597.1812007392.1445648860

まとめ

では結局のところ、何を基準にSSLを導入したらいいのかについて、最後に解説します。一般的な優先順位としては予算、ブランド、サポート力になります。SSLの利用料金は一度払ったらそれで終わりではなく1年毎の更新のため、予算には特に留意しなければなりません。

やはり老舗ブランドには、魅力があります。これだけ種々のサービスの中から、もっとも高いSSLを利用している組織には、それなりにステータスを感じます。取扱うデータにも安心感があります。

一方、ブランドにはこだわらず、データの暗号化だけをきっちりとできればいいと考える経営者の方は、比較的リーズナブルなサービスを選択するのが賢明です。SSL以外にも数多くのITコストがあるので、バランスのとれた投資をしたいものです。

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