PHPのバージョンアップで考えるべきこと

公開日:  最終更新日:2015/06/10

レンタルサーバー(共用サーバー/専用サーバー)で課題にあがるのがPHPのバージョンアップ。もっとも安全で、運用に負荷のないものを選ぶには何を判断基準にすればいいのでしょうか?

PHP コード

PHP4から5へのバージョンアップで起こったこと

PHP4から5へのバージョンアップは、メジャーバージョンアップと呼ばれる一部の機能が使えなくなったり、仕様が変わるなどの大幅な変更でPHPで作られたアプリケーションが正常に動作しなくなったりする可能性がありました。そのため、多くのレンタルサーバー会社はPHP4とPHP5を並行で稼働させたうえで、利用者がどちらのバージョンを利用するのか選べるようにしたり、サポート体制を強化したりするなどの慎重な対応を採っていました。

バージョンアップに合わせたシステム改修

PHPで書かれたプログラムの改修が必要になるケースや、WordPressやEC-CUBEなどを使っている場合にはそちらのバージョンアップも迫られるケースが多くあり、多くの担当者が頭を悩ませていました。専任のエンジニアが居たとしても、仕様が変わり挙動が変わってしまったプログラムの改修には検証・修正・テストといったステップを踏まえ、多くの時間を必要とします。一方で、バージョンアップの対応が間に合わずに、苦肉の策として専用サーバーを借りて、そこにPHP4の環境を用意して動かし続ける、といったケースも存在しています。

旧バージョンにおけるセキュリティの問題

メジャーバージョンアップによって古くなった旧バージョンはいずれメンテナンスされなくなり、セキュリティに問題があっても修正されなくなってしまいます。セキュリティ対策を怠ったことによりサイトの改ざんや不正アクセス、個人情報の流出などが発生してしまっては元も子もありません。旧バージョンを利用するということはそういったリスクを抱えることに繋がってしまうので非常に危険であると言えます。

安全なバージョンを選定するには

最も確実な方法は「PHP開発チームによるサポートが続いている最新の安定バージョンを使うこと」です。2015年6月現在では2009年に登場した5.3系もサポートが終了しており、5.4、5.5、5.6のみとなっております。しかもそのうちの5.4も2015年9月にはサポートが終了する予定となっています。開発チームによるサポートが終了してしまうと、もし何か重大なセキュリティ・ホールが発見されたとしても開発チームによる修正は行われないため、サイト改ざんや不正アクセスなどのリスクを抱えることになってしまいます。ですので繰り返しになりますが、安全なバージョンを選ぶ方法は「PHP開発チームによるサポートが続いている最新の安定バージョンを使うこと」になりますし、さらに付け加えるならば「近いうちにサポート期間が終了する恐れのないもの」が選定基準になるでしょう。

PHPはバージョンアップを想定した開発法・予算設定を

メジャーバージョンアップと呼ばれる大幅な変更を含んだバージョンアップはそうそう頻繁に発生するものではありません。とはいえ、確実に起こるものでもあると言えますので、システム改修について準備をしておくことが必要です。PHP4からPHP5への移行時にはどの会社も長い期間を掛けてシステム改修を行っています。(一部では3年がかりで行ったという話もチラホラ…)
そうした事態を想定し、将来のバージョンアップのための改修予算をあらかじめ確保しておく、バージョンアップに関する情報収集を行い、仕様変更等が発生するかどうかを把握して対応できるものはしておく、などの対策をしましょう。

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