レンタルサーバー 選び方

自分の目的や基準にあったレンタルサーバーを選ぶには、それなりの知識が必要です。このコラムでは、サーバー選びのポイントを初心者の方にも分かりやすくまとめました。

相談

レンタルサーバーを選ぶ前に、確認すべきこと

レンタルサーバー選びを開始する前に、チェックしなければならないことがいくつかあります。

1.レンタルサーバーでやりたいこと

HPの作成、ブログの公開、ECショップの立ち上げなど、レンタルサーバーを使ってやりたいことは何でしょう?
レンタルサーバーには目的に特化したツールが予め設定されているものもあるので、それらを活用できるかどうか検討しておくと良いでしょう。

2.利用者数や規模はどのくらいか

レンタルサーバーでやりたいことが決まったら、次に確認すべきことはその利用者数です。
個人利用の小規模なものから法人の大規模サービズまで、利用者数によってどのくらいレンタルサーバーの性能が必要になるのか見積もる必要があります。

3.どんな機能が必要になるか

HTMLを公開するにはWebサーバーが必要ですし、メールを送信するにはメールサーバーが必要です。
また、自作プログラムを動かすにはPHPなどのプログラミング言語が設定されている必要があります。借りてみたら必要な機能が使えなかった、ということが無いようにしっかりチェックしましょう。

4.サポート体制はどうなっているか

実際にレンタルサーバーの利用を開始すると様々なトラブルに遭遇します。
不正侵入やウィルス被害のような大きなものから、HTMLの反映やブログの開設方法などの初歩的なところまで、自分の知識の及ばない部分をサポートしてもらえるサポート体制があれば、安心して利用することができるでしょう。

5.料金設定はどうなっているか

レンタルサーバーの大半は月額料金制となっています。使える機能やサーバーの性能によってその料金が変わってきますので、これまでにチェックした項目を元に費用をしっかり見積もりしましょう。

使い方

レンタルサーバーの種類を決めよう

レンタルサーバーには安価で手軽な共用サーバーから高性能な専用サーバーまで様々な種類があります。ここではサーバー毎の種類の特徴と主な利用用途をご紹介します。

【共用サーバーの特徴】

  • 月額100円程度から利用可能で、一部には無料のものもある
  • ブログやECなどの専用ツールが予め設定されている場合がある
  • サーバーを他人と共用しているため、他の利用者の影響を受けることがある
  • 自由度が低く、ツールのインストールなどはできないことが多い
  • 機能の制限が多く、使えない機能もある

【共用サーバーの利用用途】

  • ブログサービス
  • 小規模なECショップ
  • 中小企業のコーポレートサイト

【専用サーバーの特徴】

  • 月額1万円前後〜と共用サーバーに比べて高価
  • 基本的にサーバーや利用するツールの設定は自分で行う必要がある
  • 他の種類に比べサーバーの性能が高い

 【専用サーバーの利用用途】

  • PHPなどのプログラムを利用するWebアプリ
  • 大量のアクセスや膨大な顧客データを取り扱うサービス

 【VPSの特徴】

  • 月額500円程度から利用可能
  • 専用サーバーと同等の自由度がある
  • 性能は専用サーバーよりやや劣る

 【VPSの利用用途】

  • サーバー構築やプログラミングの勉強
  • 専用サーバーより安価に済ませたい場合

【クラウドサーバーの特徴】

  • 利用した分だけ支払う料金形態が多い
  • サーバーの性能を一時的に上げ下げすることができるものもある
  • 運用方法が他の種類に比べてやや難しい

【クラウドサーバーの利用用途】

  • 決まった時間だけ負荷が上がるサービス
  • 期間限定のキャンペーンサイト

価格だけで選んではいけない!レンタルサーバーの落とし穴

いざレンタルサーバーを利用するとなったら、できるだけ安く利用したいと思うのが利用者の心理でしょう。ですが単純に費用だけで決めてしまって安かろう悪かろうにならないよう、以下のポイントに注意してください。

サーバーエラーが頻発していないか

共用サーバーを利用していると、1台のサーバーを複数人で共用して使う形態のため「他の人が高い負荷を発生させてしまい、その影響で自分のサイトでサーバーエラーが発生した」という話はよく聞きます。
サーバー会社のBBSや口コミ情報などをチェックして、サーバーエラーが頻発していないか、発生した場合にすぐに対処してもらえているかをチェックしましょう。

どのような利用実績があるか

最新の技術を導入し、それが安価に利用できると謳われていても利用実績が無い場合は少し冷静になりましょう。最新の技術にはバグが潜んでいる可能性がありますし、利用者が少なければまだバグが発見されていないこともありえます。どんな最新の技術でも、安定して使えなければ絵に描いた餅になってしまいます。

オーバースペックになっていないか

比較的お金に余裕があったからといって高価なレンタルサーバーを借りたものの、全然使いこなせてなければ意味がありません。また、自由度が高い専用サーバーやVPSを借りたもののその分専門知識が必要になってきます。レンタルサーバーを使ってやりたいこと、そのために必要なツールや知識を整理して適切なスペックのレンタルサーバーを借りるようにしましょう。

契約前に相談すべきこと

レンタルサーバーの多くはインターネットを介して簡単に申し込み、利用が開始できます。それだけに、特にビジネスで利用する場合には事前にしっかりサポート担当とコンタクトを取って色々と相談して決めていくと良いでしょう。

サーバーはインターネットを利用したサービスにおける基盤になるものです。

「サポート担当に連絡するのが面倒くさい」「営業がしつこかったら嫌だな」

などと考えずに、長い付き合いになるかもしれないので細かいことでも相談していくと良いでしょう。

先に確認すべきことを挙げてみましたが、これらをしっかり伝え「曖昧な部分は一緒に考えてもらおう」くらいの気持ちで相談を持ちかけてみると良いと思います。

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